「EVER」
'95年に結成され、現在もシーンの仕掛け人のひとりであり、当時D≒SIREのVo.として活動していたYUKIYAこと藤田幸也氏が地元大阪で設立したレーベル「kreis」の、最初の所属バンドとなる。
'98年にメジャーデビュー。ヴィジュアル系ブーム真っ只中の時期にデビューを飾った。
元々は、その後に二人組ユニットENDLESSのVo.、バンドKαinのG.を担当することになるSHIGEさんがVo.だったが、途中からARIHITOさんに交代。Ds.も元はDIEさんという方だったがHAYATOさんに交代。DIEさんはVo.に転向してMISTRUSTというバンドを結成したらしいがそのあたりよく知らない。
「SHELLY」
「ALONE」
Vo.のARIHITOさんの澄んだ声や綺麗なメロディー、鍵盤の効果的な使われ方(メンバーにキーボーディストいないけど…)。
「FACE」
8cmシングル時代のジャケットは3枚開きの特殊なものだったりして、当時そこそこ期待されていたのではないかと思う。
割とソフトなメイクだったし、そこまで濃ゆい世界観を持っていたバンドでもないし、あのタイミングで売れなかったのは不遇と思う。Vo.のARIHITOさんは現在は引退されたそうだが、いそうでいない声質の人だけにもったいないよなあ。
「少年の詩」
後期は脱ヴィジュアルを図って普通のロックバンドに変わっていったが、それはそれてもう、Blueではなくなっていたように思う。でも、メジャー期よりインディーズ期に良い曲が多いんだよな。
「BREATH」
インディーズ作品の「misty」「BREATH」は、なぜか中古屋での遭遇率が高い。メジャー1stの「SINCE」「birth」も良い作品だけどね。2002年に解散したものの、メロディーの美しさやARIHITOさんの澄んだ歌声、するっと入ってくる楽曲が多くて、ヴィジュアル系好き以外にも広く受け入れられそうなのだが……。