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Eins:Vier

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'91年初頭に結成。

「after」



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結成時からメジャーデビュー時までは、髪を立てグラマラスな化粧を施し、随分とケバケバしい容姿のバンドであったことや、インディーズ時代は黒夢と仲が良かったことなどから、ヴィジュアル系にカテゴライズされていたが、Eins:Vierの音楽性はブリティッシュポップが基盤で、またVo.のHirofumiさんの歌い方は、ヴィジュアル系とはある種対極な、ハツラツとした歌い方。



「Dear Song」



「Notice」



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Hirofumiさんの暖かな雰囲気と、ハードな曲もあれどどこか優しいブリティッシュな曲の雰囲気がEins:Vierの魅力。ドイツ語のバンド名の語感からして、もっとダークなサウンドを連想していただけに、初めて聴いた時のギャップが凄まじかった。


「L.E.S.S.O.N」



 

「Words for Mary」






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カメラに向かって睨んでいるような表情で尖った素振りをしていても、どう見たっていい人っぽいのだ、この人ら。この人らに尖った音楽は似合わないと思うんだ。

「メロディー」







メジャーデビュー2年目は開き直ってなのかなんなのか、超ポップなシングル「メロディー」をリリース。私としてはなぜ「after」よりこっちの方が売れなかったのか理解できない。J-ROCKどころかVISUAL ROCKの歴史に埋れているのがもったいないと真面目に思う。このシングルはカップリング含め3曲が収録されているが、スタッフ内ではカップリングの「「in the mist」をアインスっぽいと言う派、同じくカップリングの「If,」をアインスっぽいと言う派に分かれたそうだが、「メロディー」をアインスっぽいと言うスタッフはいなかったという。

「Shine」




「Mind,心と肉体を切り離して魂を呼び込め」




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そして'98年、アインスのポップな面もハードな面もバランスよく合わさったアルバム「MIND」が発売され、その中でもキャッチーな「Shine」かシングルカットされ、高視聴率の「サザエさん」……の放送前の保険のCMに起用され、それまでに比べれば美味しいタイアップといえたし、時はヴィジュアル系ブームだったが………同年にフロントマンのHirofumiさんは脱退を決意。


「In your dream」




翌年に新ボーカルのYAMASAKIさんを迎え、再出発するはず……だったが、実質的にはHirofumiさん脱退時にリリースされたベスト盤、ライブは所属レーベルのイベント「SWEET TRANCE」を最後にDs.のAtsuhitoさんが脱退を申し出たことを決め手に、Eins:Vierは'99年末に正式解散を表明。


「...love me」





2011年の「V-ROCK FESTIVAL」にて、限定再結成。サポートDs.にLa'cryma ChristiからLEVINさんを迎えた夢の共演。


「The Hallucination For This Only Night~今宵のための幻覚~」






ヴィジュアル系とカテゴライズすべきかどうか曖昧な存在ではあるんだけど、UKにもろに影響を受けていながら日本人くさい下世話さもある、その優しさとポップさに酔いしれることのできるバンドだ。


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