1974年に発表。
初代マツダサバンナRX-7ではない。フィアットX1/9。こっちの方が先だ。「エックスワンナイン」と読む。ベースはフィアット128。
小型MRスポーツの先駆者的存在。フィアットからベルトーネに移行してからの時代を含めると1989年まで生産されていた。
コンパクトな車体は良いものの、パワー不足が祟ってあまりスポーツカーとしては正当な評価は得られず、しかし長らく現役を退くことがなかった。
元はFF車にする予定が、社長の一存でMR車になったという前代未聞の経緯もあり、不思議な車である。有名なのにあまり語られないのは、語るにはあまりにややこしいからだと思うw