「じゅうはんしゅつらい」と読むらしい。
たまに見る言葉だけど、読みは初めて知った。
編集者側から見た「バクマン。」のような内容。紙媒体しか発想のなかった旧世代と、電子書籍が割と当たり前な存在の新卒世代との対立。
編集者とは、本の営業部門である。名作をどのように周知させるかが問われる。作中ではTwitterを使って営業を試みているが、この作品自体もTwitterの口コミで広まっていった。メタといえばメタな展開である。狙ったのか、たまたまなのかはわからないけど。
売上低迷が叫ばれる出版業界。宣伝を頑張ったからといって、作品が素晴らしいからといって必ずしも売れるわけではないのだろうけども、やっぱり紙媒体だったり、雑誌だったりというものの需要は、当面数十年は消えないだろうなあ。