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BUCK-TICK

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「悪の華」




1984年に、BOOWYの地元としても有名な群馬県で結成。

以降の丸30年間、一度もメンバーチェンジを行わずに活動し続けているシーンの重鎮。


「SEXUAL xxxxx!」





デビュー当初は、Vo.の櫻井氏の端正なルックスや、メンバー全員が20代前半の若さという点から、アイドルバンドと捉えられ、サウンド的にも当時数多いたBOOWYフォロワーのひとつに過ぎず、素人でもわかるほどに演奏も歌も拙い。

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しかし、当時のポップな楽曲もこれはこれで盛り上がれるチューンばかりで、近年は再アレンジされてライブ演奏されることも増えた。

 

「FLY HIGH」




「JUST ONE MORE KISS」




「FUTURE FOR FUTURE」




人気絶頂期ともいえる1989年、ギタリストの今井氏が麻薬取締法違反で逮捕され、バンドは休止を余儀無くされる。バンド最大の危機のひとつだったが、休止明けにリリースされた新曲のタイトルは「悪の華」。

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そして、続いてのシングルは「スピード」「M・A・D」と来た。反省してねえよこの人。


「スピード」




「die」



「太陽二殺サレタ」





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「キラメキの中で…」



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しかしこの事件を機にバンドは大幅なイメチェンを図り、それまでのアイドルバンド的存在から、ダークでファンタジックな世界観を構築したアルバムを創るようになる。その製作過程で実際に櫻井氏が鬱病を患ってしまい、'95年発表の「Six/Nine」で、精神状態の不安定さが最高潮に反映されてしまう。しかし同アルバムはダークな作風にもかかわらずオリコン首位を獲得、以後ファンの間で最高傑作と呼ばれることも多い名盤となった。

「唄」



「Love Letter」




'80年代後半にアイドルバンド扱いされたのが嘘であったかのように、'90年代はずっとダークな方向性を模索し続けた。

「darker than darkness」



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私が初めてBUCK-TICKに触れたアルバムが、よりにもよって「SEXY STREAM LINER」・・・BUCK-TICKの陰性が、色々な意味で最も顕著に表現された作品。わかりやすくノレる曲が少なく、昔も今もどうにも苦手だったが、この曲とシングルの「ヒロイン」、あと「キミガシン・・ダラ」と、もうひとつ聴けた曲はこれだな。今改めて聴くと、ラップを取り入れていたり、けっこう異色作。ちなみに初めてこれ聴いた時、私はスカ●ロの意味知らんかったのよガチで。


「MY FUCKIN' VALENTINE」





'90年代いっぱいまで、ダークを基調としたバンドへの変貌は続く。


「ミウ」




「キミガシン・・ダラ」



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「DOWN」




「idol」





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2000年代に入り、更なるダークな世界へ没頭するかと思いきや、再びイメチェンを図り、生音を重視したオーソドックスなロックバンドへと変貌していく。まあたまに同期バリバリ使っている曲も、ダースネス満載な曲もあるんだけども。活動を重ねるごとに表現の幅が狭まるどころか、更に多彩に。


「Baby,I want you」




「極東より愛を込めて」




「HEAVEN」




「天使は誰だ」




「Sid Vicious ON THE BEACH」




「蜉蝣-かげろう-」




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一時期は「バンドブーム時代の人達でしょ?まだやってんの?」と蔑まれたり、ヴィジュアル系ブーム以前から活動していたにもかかわらずブーム世代のバンドよりも扱いが小さかったり、不遇の時代もあったが、2000年代中盤以降はロックフェスにも多く出演、トリビュートアルバムや自身のフェスも主催、デビュー20年を経てなお新規ファンや出戻りファンを取り込んでいる。


「幻想の花」




「MISS TAKE~僕はミス・テイク~」




「Jonathan Jet-Coaster」











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まだロックが不良のものだった時代に結成され、バンドブームもヴィジュアル系ブームもその衰退もまるで他人事のように、不動のメンバーとゴーイングマイウェイなスタイルを維持し続けているリヴィングレジェンドだ。

「独壇場Beauty」




「ICONOCLASM」



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